こんにちは!芝浦治療院の川名です。
いよいよ梅雨に突入してジメジメと嫌な天気が続きますね(ToT)
気温の変動も大きいので風邪など引かないために身体を冷やさないように気をつけて下さい!!
とは言うものの、来週6月22日は夏至と言うことで一年で陽の気が最も多くなります!!
高温多湿の日本では、暑さよりも湿気が不快に感じる季節です。
汗が乾きにくかったり・・・
雨に濡れたり・・・
家の中も湿気がこもったり・・・
体にも「湿」がたまりやすくなります。
すると、何となく重だるく、むくみや食欲不振、疲労感なども引き起こします。
東洋医学には、五行説と言うものを体に応用した「五臓」の考え方があり、人の体は「心・肺・脾・肝・腎」の五つの「臓」に分けられます。
それぞれが五行説の木=肝、火=心、土=脾、金=肺、水=腎の位置関係にあり、互いに促進したり抑制し合ったりする関係にあって、バランスを取っています。
これは内臓を示しているのではなく、人の体の生理機能や症状などを表しています。
そして、この時期、体にたまりやすい湿を最も嫌う臓は「脾=胃」です。脾には食物を消化吸収し、全身に送り届ける役割があります。
湿が脾にたまるとその働きを阻害し、食欲が湧かない、何となく消化が悪い、体がだるい、疲れやすいなどさまざまな症状が出てきます。
そこで体調を整えるのに大切なのが食事です。
この季節の食事のポイントはなるべく生もの(特に刺し身など)は食べ過ぎず、冷たい飲み物も避けることです。
胃の弱い方は意識して消化がよいもの、温かいものを選ぶようにしましょう!
また、むくみなどが気になる方はトウガン、ハトムギ、小豆などの利尿作用のあるものがお薦めですが、体を冷やす涼性のものが多いのでショウガや唐辛子などの香辛料を一緒に取ると◎
食中毒も気になる季節なので、殺菌作用のあるニンニクやタマネギ、ネギ、ニラなどは毎食でも摂れるとなお良いかもしれません。
スポーツやサウナ、入浴などで体の巡りをよくして代謝を高めながら、余分な水分=湿を汗として排せつするのも一つの方法です。
何かお困りの症状がありましたらお気軽にご相談ください。
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