こんにちは。芝浦治療院の大坪です。
6/30(日)はメディカルケアグループ総院長による鍼灸勉強会が行われました。
肋間神経痛と顔面神経麻痺への鍼灸治療でしたが、どちらもすごく多いわけではありませんが比較的見られる症状です。
《肋間神経痛》
肋間神経痛は、あばら骨の間を通る肋間神経が圧迫・刺激されて起こります。 原因として、体のゆがみや事故、椎間板ヘルニアなどが考えられるほか、骨粗しょう症が原因となったり、帯状疱疹の治療後に現れたり、ストレスも関係しているといわれています。
《顔面神経麻痺》
表情をつくることに関係する神経を顔面神経といいますが、それの麻痺により顔の表情が麻痺してしまう見た目の障害をおこすだけでなく、涙腺(るいせん)や唾液腺の分泌障害、味覚低下などが起こります。
原因として、寒冷刺激・局所の循環障害・ウイルスの関与などがあげられますが、外傷や手術による神経の切断、耳下腺などの炎症や悪性腫瘍によっておこることもあります。 頻度の高いものはベル麻痺と呼ばれその原因は確定されてはいませんが、1型単純ヘルペスウイルス感染の関与が示唆されています。
額のシワの消失・シワを寄せようとしてもできない・目を閉じようとすると白目の部分が見える・上まぶたが垂れる・口角が垂れる・口笛が吹けない・飲み物をこぼすなどの症状がみられます。
上記の二つの症状はまったく違うものですが、共通しているのは【冷え】が原因で起こることがあることです。これからの季節は蒸し暑さが増して来るのでエアコンの使用により身体が冷えていることが多くなります。設定温度を下げすぎて身体を過度に冷やすことが原因のひとつとなることもあるので注意しましょう。
何かお困りの症状がありましたらお気軽にご相談ください。
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