こんにちは!芝浦治療院の川名です!
いよいよジメジメとしてダル~い梅雨が始まってしまいましたね。。
雨は樹木や花、農作物を潤し夏の大切な水源ともなる自然の恵みですが、湿気の多いこの時期は体調管理にも注意が必要です!!
ジメジメとしたこの時期は何だか身体の重だるさを感じたり、食欲がなくなったりと天気と重なり体調もスッキリしないことが多いもの。
この時期、体調が悪くなる原因として「湿気」と「気圧の変化」が考えられます。
気圧とは、簡単に言えば空気中の酸素の濃度です。
ちなみに天気予報で雨雲が近づくことを低気圧なんて言ったりしますよね。
低気圧は簡単に言えば空気中の酸素が薄い状態です。
このとき人の体は副交感神経が優位に働き、活動的になろうとしてもそれを邪魔してしまいます。
その為、体のダルさや気分が上がらないなどの症状が出てしまうんです。
また、この時季の多量の湿気も体調不良の症状を引き起こす原因になります。
東洋医学では、湿気には「内湿(ないしつ)」と「外湿(がいしつ)」というものがあると考えています。
内と外というのは、人間の身体を基本として体内に蓄積された湿気が「内湿」、自然界の湿気が「外湿」です。
つまり梅雨は、外湿が盛んな時期ということです。・・・が、外湿は自然現象なのでどうにもなりませんよね。。
梅雨の体調管理をする上でのポイントは「内湿」にあるということです!!
外湿は体内に内湿をためてしまいますが、もともと内湿を持っていると呼応して更にその力を強めます。
そうすると胃腸が弱っている人は消化不良をおこしたり、体が重だるくなります。
朝起きにくくなったり精神的に落ち込みやすくなったりすることもあります。
これは全て外気から入ってくる湿(余分な水分)が原因で起こります。
ですから梅雨の養生としては、体に入ってくる水分をスムーズに排出することがポイントなんです!!
具体的には汗をかくような運動をすることです。
汗によって直接水分を排出するだけでなく、運動で気血が巡ることによって尿や便からも湿が出て行くようになります。
湿は重く動きにくい性質があるため、運動で動かしてやることが重要です。
また運動をすることによって脾胃の動きが促進され食欲もでてきます。
汗をかくことによって精神的にもスッキリし、悶々とした気分が晴れてくるハズです。
胃腸が弱っている人は体内の水分を捌く力が弱くなっています。
ですから汗をかくことによって水分を出すことは胃腸の強化にもつながります!!
それでもイマイチ体調が優れないという方は是非ご相談下さい。
スッキリとしない天気が続く季節ですが、気持ち良く過ごすために身体のケアをしていきましょう!
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