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ママタイム
産後の骨盤調整
産後の骨盤調整って必要なの?
産後にこんな症状はないでしょうか?
- ひどい腰痛
- 尿漏れ
- 股関節痛
- 大きなおしり
- 恥骨(ちこつ)の痛み
- 腰痛にともなう肩こり
これらの痛みは骨盤に関係するものが多く、産後の骨盤調整はとても重要になります。
骨盤の基礎知識
骨盤は身体の中心に位置し、上半身と下半身をつなぐ重要な役割を担います。
骨盤の中心部は脊柱の一部である仙骨(せんこつ)をはさむように、左右の寛骨(かんこつ)が骨盤周囲を立体的に取り囲み、骨盤の安定性が保たれています。
動きの多い上半身や下半身につながっているため、身体の土台として重要な働きをしており、その内腔には腸・泌尿器・生殖器といった重要な臓器をおさめています。
仙骨と寛骨のつなぎ目は、腰の後ろの部分(ちょうど両手を後ろに回して腰に当てた時、指先に触れる部分あたり)で仙腸関節をつくります。
寛骨のつなぎ目は、寛骨はそもそも三つの骨『腸骨(ちょうこつ)・恥骨(ちこつ)・坐骨(ざこつ)』が一つになったもので、身体の前の方は恥骨になります。ちょうどおへそから10センチ位下がったところにあたる骨が恥骨になります。
左右の恥骨がくっつくところが恥骨結合(ちこつけつごう)という軟骨性の連結をしています。
骨盤の下の部分は、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)と呼ばれる筋肉があります。
出産する時、骨盤はどうなるの?
通常のお腹のままでは、赤ちゃんが大きくなってくると狭くなってしまいますので、その際に、リラキシンというホルモンが妊娠七週目から産後一ヶ月位まで分泌し、産道が開きやすくするために靭帯をゆるめて骨盤を広げてくれます。
また、靭帯を緩ませているリラキシンの分泌がある産後一ヶ月こそ、実は骨盤調整をしやすい時期と言えるのも重要なポイントです。
産後の身体はどうなるの?
産後だけに限らず、もともと腰痛を持っている方や、赤ちゃんの重み、産後すぐに始まる子育てや授乳、生活環境による前かがみの姿勢が、腰を酷使することになり、様々な症状を引き起こしてしまいます。
また、靭帯を緩める為のリラキシンというホルモンのお陰で、骨盤周りの靭帯が緩んでしまい、骨盤はとても不安定な状態になってしまっています。
普通分娩と帝王切開でも少し異なります。
逆三角形だった骨盤が、普通分娩の場合は骨盤上部下部が広がり四角くなり、恥骨や股関節、尾骨、腰に広がる痛みが起こります。
帝王切開の場合は、骨盤上部が広がり開いた形になり、普通分娩と同様の痛みに加え創の痛みと重なる分だけ強烈な痛みになります。
お子様連れ可能なママタイムがあります。
【毎週月、水、木、金曜日の午後一時から五時】までの間はお子様連れ専用のママタイムを実施しております。
開いた骨盤を調整し、育児を快適に楽しくできるようにお手伝いさせていただきます。
この様な症状でお困りの方、是非芝浦治療院までご相談ください。
産後の関連する症状
産後の手首の痛みがある方は「手首の痛み」をご覧ください。