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内臓の症状
前立腺肥大
鍼灸治療は・・・前立腺肥大細胞数の増加とアドレナリンの働きを抑えて、膀胱機能をよくします。
前立腺は男性のみにある器官で、肥大症は膀胱の出口にある前立腺が年齢とともに肥大し、尿道を締め付けるため排尿困難となる病気です。癌ではないので、いくら大きくても排尿がスムーズであれば心配する必要はありません。前立腺癌と症状は似ていますが血液検査等で確認できます。
前立腺腫が増大すると、尿道抵抗が高まり、その結果として膀胱機能が影響を受け、閉塞に伴い排尿困難。他に頻尿、尿意切迫感、夜間頻尿などの刺激症状も現れます。さらに重症になると、膀胱からあふれた尿が腎臓に逆流するため、腎機能が低下する水腎症や、尿毒症にもなりかねません。
主な症状
- 尿が近い。
- 残尿感。
- 尿の勢いが弱い。
- 尿が途中でとぎれる。
- 尿を出そうと思ってから実際に出るまで時間がかかる。
- 尿を出し終わるまで時間がかかる。
- 力まないと尿がでない。
などです。
残尿が進み、膀胱に尿が常にたまった状態が長期化すると、膀胱の筋肉が伸びきってしまい、異常に拡張します。膀胱壁に障害が及ぶと排尿がし辛くなる尿閉状態になります。排尿困難を放置すると腎不全に移行し、生命にかかわります。
治療は、飲酒や刺激物の摂取、寒冷(身体を冷やすこと)を避けるようにします。また過度の性行為も症状を悪化させます。
鍼灸治療は曲骨、関元、三陰交、中極、内関、合穀、百会、足三里に鍼。神ケツに灸。