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交通事故治療

むち打ち症

むち打ち症とは

走行する車

自動車の衝突事故、特に停車中の車輌に後部から追突された事故で、追突された衝撃で頭と首が鞭のようにしなり、前後左右に激しく揺さぶられ頚部周辺の軟部組織に損傷を受けることによって生じた様々な病態のことを「鞭(むち)打ち症」または「むち打ち損傷」と言います。

主に追突事故により発症しますが、側面衝突や正面衝突などでも起こり得ます。首の骨の周りには、脳と身体をつなぐ神経や血管がびっしりと通っていますので様々な症状が現れます。

  • 軽度の場合…肩、首の局所的な痛み、こり(筋緊張)、眼精疲労、眼のかすみ、倦怠感
  • 中等度の場合…強い痛みと首から出る神経枝の圧迫によりしびれなどの神経症状が現れる
  • 重度の場合…激しい痛みと頭痛、吐き気、耳鳴り、めまいなどの自律神経症状が現れる

以上に思いあたる方は一度ご相談ください。

最新のむちうち症の評価基準について

Grade0徴候なし
Grade1客観的徴候なし頸部疼痛、圧痛、こり(筋過緊張)
Grade2筋・骨格徴候の出現(可動域制限と著明な圧痛)
Grade3神経学的徴候(深部反射の低下、筋力低下、知覚異常)を伴う可動域制限
Grade4骨折、脱臼、頚髄損傷

※WAD(Whiplash Associated Disorders)の分類(カナダ、ケベック州調査委員会)。

診断

走行する車

交通事故によるむち打ち症は、レントゲンやMRIなどの画像診断では異常が見られない事が多く、病院などで親身に治療をしてもらえる事はそれほど多くありません。

むち打ち症とは筋肉を傷めてしまう怪我のことです。レントゲンは「骨」を診断するもので筋肉はわかりません。むしろ、むち打ちでレントゲンに異常が出るケースは極稀です。 見た目にも本人の辛さを理解されにくく、本当に痛いの?などと言われることもしばしばあります。

しかし絶対に軽く見てはいけないのがむち打ち症。事故直後よりも2、3日経過した後に痛みが強くなったり、しびれが出たりといった症状が多く出やすい特徴もあります。
早期から適切な治療を行わないとその後に後遺症を残すこともあります。

「昔、交通事故にあってから首の調子が悪くて…」などと言う人は皆さんの周りにいると思います。ではむち打ちはどのようにして判断するのか? レントゲンはもちろんMRIでも筋肉の詳細なダメージはわかりません。筋肉の状態を見極めるためには専門家(国家資格である柔道整復師)が直接手で触れるしか方法がないのです。

当院はむち打ちや筋肉の専門家ですが、私達でも実際に触れずに見ただけでは、何もわかりません。筋肉を触診して動きを検査して初めて、判断することができるのです。
病院に行っても異常ありませんと言われ、痛み止めと湿布薬だけもらい「安静にしてください」と言われるだけでは不安になると思います。

当院では、詳しく症状を聞き出し、どこに異常があるか様々な徒手検査を行い異常個所を見つけ出し治療していきます。この様な症状でお困りの方、是非芝浦治療院にご相談ください。早期の治療が大切です。

交通事故による各症状への治療法

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